倉敷市で整骨院をお探しならジール整骨院へ
腰痛は多くの方が経験する症状ですが、その中でも特につらいのが「腰椎椎間板ヘルニア」です。重い荷物を持ち上げた時などに突然起こる激しい腰痛や、足への痺れなどが特徴です。
今回は、腰椎椎間板ヘルニアになってしまった時の対処法や、ヘルニアが疑われた時にやってはいけない事、そして腰椎ヘルニアと間違えやすい疾患について詳しく解説します。
1. 椎間板ヘルニアになってしまったら
まず、我慢せずに医療機関を受診することが大切です。整骨院や整形外科などを受診し、専門家による診察と検査を受けましょう。
整形外科での検査には、レントゲン、MRI、CT検査などがあります。これらの検査により、椎間板ヘルニアの状態を確認することができます。
整骨院での検査は、徒手検査や動作分析があります。
治療は、症状の程度や進行具合によって異なりますが、一般的には保存療法と手術療法の2種類があります。
保存療法は、薬物療法、理学療法、コルセット療法などが中心です。薬物療法では、痛み止めや炎症を抑える薬などが処方されます。理学療法では、電気治療やマッサージ、ストレッチなどを行います。コルセット療法では、腰椎を固定し、痛みを軽減します。
手術療法は、保存療法で改善が見られない場合や、症状が進行している場合に行われます。手術には、椎間板ヘルニア部分を切除する方法や、神経を圧迫している骨を除去する方法などがあります。
2. 椎間板ヘルニアが疑われたときにやってはいけないこと
椎間板ヘルニアが疑われた場合は、以下のことを避けてください。
- マッサージやストレッチ:マッサージやストレッチは、症状を悪化させる可能性があります。
- 長時間の運転や立ち仕事:長時間の運転や立ち仕事は、腰に負担がかかり、症状を悪化させる可能性があります。
- 重い物の持ち上げ:重い物の持ち上げは、腰に負担がかかり、症状を悪化させる可能性があります。
- 入浴:熱いお湯での入浴は、血行を促進し、炎症を悪化させる可能性があります。
3. 椎間板ヘルニアと間違えやすい疾患
腰痛には、椎間板ヘルニア以外にも様々な原因があります。以下は、椎間板ヘルニアと間違えやすい疾患の例です。
- ぎっくり腰:急性腰痛症とも呼ばれ、腰の筋肉や靭帯の損傷が原因で起こります。
- 腰椎捻挫:腰椎の関節が捻挫することで起こります。
- 腰椎圧迫骨折:骨粗鬆症などが原因で、腰椎の骨が折れることで起こります。
- 変形性腰椎症:加齢による腰椎の骨や軟骨の変形が原因で起こります。
- 腰椎椎管狭窄症:腰椎の骨や椎間板が変形することで、脊髄神経が圧迫されることで起こります。
これらの疾患は、症状が似ているため、椎間板ヘルニアと間違えやすいことがあります。そのため、正確な診断を受けるためには、医療機関を受診することが大切です。
まとめ
椎間板ヘルニアは、放置すると症状が悪化したり、合併症を引き起こしたりする可能性があります。そのため、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが大切です。
また、椎間板ヘルニアの予防には、適度な運動やストレッチ、規則正しい生活習慣などが効果的です。日頃から腰の健康に気を配り、椎間板ヘルニアにならないようにしましょう。
このブログ記事が、腰痛で悩んでいる方にとって少しでも参考になれば幸いです。