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- 椎間板ヘルニアの種類
椎間板の役割
ヘルニアのメカニズム
神経の圧迫と症状
頸椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニア - 主な原因と症状
物理的な負荷
不適切な姿勢
加齢による変化 - 整骨院で取り扱う治療法
マッサージ療法
物理療法
運動療法 - ヘルニア予防と再発防止のための対策
正しい姿勢の維持
適度な運動の継続
日常生活の見直し - 総括-痛みのない生活を目指して
腰痛との付き合い方
整骨院での治療の利点 - まとめ
椎間板ヘルニアの種類
椎間板は背骨を構成する椎骨と椎骨の間にあるクッションのような役割を果たす軟骨組織です。
椎骨同士が直接ぶつかり合うのを防ぎ、衝撃を吸収することで脊柱の柔軟性を保ち、体幹の安定性を維持する上で重要な役割を担っています。
椎間板は外側の強固な繊維輪と内側のゼラチン状の髄核から構成されています。
繊維輪は髄核を包み込み、その形状を維持する役割を担っています。
髄核は水分を多く含み、弾力性と柔軟性を持ち、衝撃を吸収する役割を担っています。
ヘルニアのメカニズム
椎間板ヘルニアはこの椎間板の髄核が繊維輪の破れから飛び出して、周囲の神経を圧迫することで起こります。
椎間板は加齢や外傷などによって徐々に水分を失い、弾力性が低下していきます。
その結果、繊維輪が弱くなりちょっとした衝撃や負荷によって破れてしまうことがあります。
髄核が飛び出して神経を圧迫すると、痛みや痺れなどの症状が現れます。
神経の圧迫と症状
椎間板ヘルニアによって神経が圧迫されると様々な症状が現れます。
最も一般的な症状は、痛みです。
痛みは腰部や臀部、下肢に放射することが多く、神経が圧迫されている部位によって痛み方が異なります。また痺れや感覚異常、筋力低下なども起こることがあります。
これらの症状は神経の圧迫の程度や、どの神経が圧迫されているかによって異なります。
頸椎椎間板ヘルニア
頸椎椎間板ヘルニアは首の椎間板が飛び出して首や肩、腕、手に痛みや痺れなどの症状を引き起こすものです。
首の痛みや肩の痛み、腕の痺れ、手の痺れ、手の筋力低下などが主な症状です。
また首を動かすと痛みが増します。
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアは腰の椎間板が飛び出して、腰や臀部、下肢に痛みや痺れなどの症状を引き起こすものです。
腰痛、臀部の痛み、足の痛み、足の痺れ、足の筋力低下などが主な症状です。
また、咳やくしゃみ、排便時などに痛みが増すこともあります。
物理的な負荷
重い物を持ち上げたり長時間立ち続けたり、激しい運動をしたりするなど、腰椎に大きな負荷がかかるような動作は椎間板ヘルニアの原因となります。
特に不適切な姿勢で重い物を持ち上げたり、腰をひねりながら重い物を持ち上げたりすると、椎間板に大きな負担がかかりヘルニアのリスクが高まります。
不適切な姿勢
長時間同じ姿勢でいることや猫背など、姿勢が悪くなっていることも椎間板ヘルニアの原因となります。
長時間座っている場合は定期的に立ち上がって体を動かすようにしましょう。
また猫背気味の人は、姿勢を正すように意識することが大切です。
加齢による変化
加齢に伴い椎間板は水分を失い、弾力性が低下していきます。そのため若い頃に比べて、椎間板ヘルニアになりやすくなります。
また加齢によって骨粗鬆症になるリスクも高まります。骨粗鬆症になると椎骨が弱くなり、椎間板ヘルニアのリスクが高まります。
マッサージ療法
マッサージ療法は筋肉の緊張を和らげ、血行を促進することで痛みや痺れを軽減する効果が期待できます。またマッサージによって神経の圧迫を緩和することもできます。
整骨院では患部の筋肉を丁寧にマッサージし、血行を促進することで、痛みや痺れの改善を目指します。
物理療法
物理療法には、温熱療法、電気療法、超音波療法などがあります。
温熱療法は患部に温熱を当てることで、血行を促進し、筋肉の緊張を和らげます。
電気療法は患部に微弱な電流を流すことで、痛みや痺れを軽減します。
超音波療法は患部に超音波を照射することで、組織の修復を促進します。
運動療法
運動療法は筋肉を強化し、柔軟性を高めることで椎間板への負担を軽減し、痛みの再発を防ぐ効果が期待できます。
整骨院では患者様の状態に合わせて、適切な運動療法を行います。
運動療法には、ストレッチや筋力トレーニングなどがあります。
正しい姿勢の維持
普段から正しい姿勢を意識することが大切です。猫背や反り腰など、姿勢が悪くなると、腰椎に負担がかかり、椎間板ヘルニアのリスクが高まります。正しい姿勢を維持することで、腰椎への負担を軽減し、ヘルニアの予防に役立ちます。
適度な運動の継続
適度な運動は筋肉を強化し、柔軟性を高めることで腰椎への負担を軽減し、ヘルニアの予防に役立ちます。
ただし激しい運動は、腰椎に負担がかかるため避けるようにしましょう。ウォーキングや水泳など、腰への負担が少ない運動を心がけましょう。
日常生活の見直し
日常生活の中で腰への負担を軽減できるよう工夫することが大切です。
重い物を持ち上げる際は腰を曲げずに、膝を曲げて持ち上げるようにしましょう。
また長時間座っている場合は、定期的に立ち上がって体を動かすようにしましょう。
さらに睡眠時は、腰を支えるためのクッションなどを利用すると、腰への負担を軽減できます。
腰痛との付き合い方
腰痛は多くの人が経験する身近な症状です。しかし、放置すると日常生活に支障をきたすこともあります。
腰痛を感じたら早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが大切です。
整骨院での治療の利点
整骨院では身体の構造や機能に基づいた施術を行うことで、痛みや痺れを改善し身体の機能回復を促します。また患者様の状態に合わせて、適切な運動療法や生活指導を行うことで、再発防止にも役立ちます。
まとめ
椎間板ヘルニアは適切な治療と予防を行うことで、症状の改善や再発防止が期待できます。痛みや痺れを感じたら、早めに医療機関を受診し、専門医のアドバイスに従って治療を進めていきましょう。