変形性膝関節症の検査方法とは？倉敷市で整体・整骨院をお探しの方へ

膝の痛みが気になる方や、膝痛を抱えている方は「変形性膝関節症」という疾患を一度は耳にしたことはあるのではないでしょうか。変形性膝関節症の早期発見と適切な治療は、日常生活の質を向上させるために非常に重要です。今回は、変形性膝関節症の検査方法について解説します。

 

変形性膝関節症の検査方法

変形性膝関節症の診断には、いくつかの方法があります。以下に代表的な検査方法を紹介します。

 

1. 問診と視診

まず、患者さまの症状や生活習慣について詳しく聞き取りを行います。膝の痛みがいつから始まったのか、どのような動作で痛みが強くなるのかを確認します。また、膝の形状や腫れ、動きの範囲を視診し、異常がないかをチェックします。

 

2. 内側・外側関節裂隙圧痛検査

膝関節の内側および外側の関節の隙間を押し、痛みの有無を確認します。特に内側関節裂隙の痛みは、変形性膝関節症の初期症状であることが多いです。

 

3. パテラ圧迫試験（膝蓋骨圧迫試験）

膝を伸ばした状態で、膝のお皿を押し下げながら左右に動かし、痛みや違和感を確認します。膝蓋骨の動きが悪くなっていたり、圧痛がある場合は、膝関節の異常が疑われます。

 

4. マクマレーテスト

膝を曲げた状態で、足を回旋させながら膝を伸ばす動作を行い、痛みやクリック音の有無を確認します。特に内側半月板の損傷や変形性膝関節症がある場合、痛みが現れることがあります。

 

5. アプレーテスト

患者さまに仰向けに寝ていただき、膝を90度に曲げた状態で、足を外旋・内旋させながら圧迫します。痛みや膝から音がする場合、半月板損傷の可能性があります。変形性膝関節症の早期診断に役立つテストです。

 

6. ドロワーテスト

膝を90度に曲げた状態で、すねの骨を前後に引っ張り動きを確認します。前十字靭帯や後十字靭帯の損傷を確認するためのテストですが、膝関節全体の安定性を評価するのにも役立ちます。

 

 

変形性膝関節症のセルフチェック方法

膝の痛みがあり、変形性膝関節症が心配という方は自宅で簡単にできる変形性膝関節症のセルフチェックをしてみてください。※以下の症状があてはまるからといって必ずしも変形性膝関節症というわけではありません。気になる方は一度ご来院くださいませ。

 

1. 膝の痛みを確認

日常生活で膝の痛みが頻繁に現れるかどうかをチェックします。特に階段の昇り降りや長時間の立ち仕事の後に痛みが強くなる場合は、変形性膝関節症の可能性があります。

 

2. 膝の動きを確認

膝を曲げ伸ばしする際に、痛みや違和感があるか、動きが制限されているかを確認します。また、膝を触ったときに腫れや熱感がある場合も要注意です。

 

3. 日常動作での不便さを確認

椅子から立ち上がる動作や、長時間歩くことが難しいと感じる場合も、変形性膝関節症の兆候かもしれません。

 

まとめ

今回は変形性膝関節症の検査方法とセルフチェックについてご紹介しました。膝の痛みや膝痛に悩んでいる方は、早めに検査を受け、早期治療をすることが重要です。倉敷市で整体や整骨院をお探しの方は、ジール整骨院 倉敷院にぜひご相談ください。あなたの健康な膝を取り戻すお手伝いをさせていただきます。